【息を吞む興奮】おすすめの傑作サスペンス漫画<完結済み>

 

本記事では、ハラハラドキドキの展開に読み手の感情がリンクしていく、おすすめの完結サスペンス漫画を紹介しています。

 

最近の更新履歴

2024.02.10|『電波青年』追加

2023.12.17|『君のナイフ』追加

 

エキサイティングなストーリーに読者を引き込みながら、予測不可能な展開で読者を鮮やかに翻弄していくサスペンス漫画。

犯人捜査や犯行心理に重きを置く人気カテゴリーの中から、ラストまで一気読み可能な完結済みの傑作サスペンス漫画を紹介していきます。

 

✔あわせて読みたい②

 

漫画を読み続けて30年以上のおじさん達で、「何度読んでも面白いと言える名作」や「誰かに刺さりそうな作品」を中心に、読了済みの作品で構成しています。

おすすめの完結サスペンス漫画が増えた際には、随時更新しておりますので、楽しんでいただけたら幸いです。

 

驚愕の表情をしたアサギ

アサギ

サスペンス漫画は一度読み始めたら止まらない!

考えている表情のヤス

ヤス

最近の漫画は臨場感が半端ないな。

 

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下表は本記事で紹介している完結サスペンス漫画の早見表です。表示画面に応じてスクロールしてご覧下さい。

目次漫画
注目の実写化作品が目白押し!!
3巻以内完結のサスペンス漫画
漫画『adabana-徒花-』1巻 NON漫画『ノイズ【noise】』1巻 筒井哲也漫画『うなぎ鬼』1巻 高田侑 落合裕介漫画『予告犯』1巻 筒井哲也漫画『ミュージアム』完本「上」 巴亮介漫画『マンホール』新装版上 筒井哲也漫画『ミスミソウ』完全版1 押切蓮介
スリルとストーリーに没頭せよ!
5巻以内完結のサスペンス漫画
漫画『ヒル』5巻 今井大輔漫画『電波青年』1巻 安田佳澄
重厚なシナリオが恐怖感を引き立てる!!
10巻以内完結のサスペンス漫画
漫画『悪の教典』1巻 貴志祐介 烏山英司漫画『君のナイフ』1巻 小手川ゆあ漫画『PLUTO』1巻 浦沢直樹✕手塚治虫漫画『クダンノゴトシ』1巻 渡辺潤
終わらない衝撃展開の連続!!
15巻以内完結のサスペンス漫画
漫画『ガンニバル』2巻 二宮正明漫画『DEATH NOTE』12巻 大場つぐみ 小畑健

 

注:本文中にて完結サスペンス漫画と一緒に紹介されている各種キャンペーンは、予告なく終了している場合があります。ご了承ください。

注目の実写化作品が目白押し!! 3巻以内完結のサスペンス漫画

adabana-徒花- [3巻完結]

漫画『adabana-徒花-』1巻 NON

書誌情報

作者/NON

主な作品:『デリバリーシンデレラ』『ハレ婚。』

 

単行本全3巻完結(2021.07)

1巻初版2020.08.19

集英社

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 『デリバリーシンデレラ』や『ハレ婚。』でお馴染みのNON先生が手掛けるミステリー系サスペンス漫画。雪の降る街で起きる「女子高生殺人事件」が、真実と虚構を織り交ぜながら複数の視点で描かれていく注目の作品。
  • 横たわる女子高生と、ノコギリを手に持った同級生の女の子。衝撃的なイラストから始まる一連の事件の供述が、瞬く間に読者を作品の世界へと誘っていく。作品冒頭から描かれていくのは、理路整然ながらも、どこか違和感のある曖昧模糊な事件の供述。うっすらとほのかな違和感を頭の片隅に置きながらも、淡々と描かれていく一連の事件描写によって、読者と登場人物たちは事件についての供述を自然と納得していく。そんな中、細く小さな糸口をきっかけとして、にわかに異なる全貌を覗かせ始める凶悪事件の不穏な内側。やがて2周目の犯行シナリオが展開されるや否や、次々と読者の予想は裏切られ、思わずのめり込んでしまうような真実のドラマは紐解かれていくこととなる。
  • 目覚ましいサスペンスシナリオと共に、一際目を引く美麗なイラストから人気の絶えないサスペンス漫画。秀逸な世界観や飲み込まれてしまうような没入感を重ね合わせながら、読み終えた読者からの高レビューが連発されるのも頷ける、ハイクオリティなサスペンス漫画が完成している。

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完読後・読中の感想/レビュー

涙をこらえる表情のアサギ

アサギ

ラストは感動させられた!

少し怒った表情のヤス

ヤス

完全に読者は女子高生たちの味方。

 

ノイズ【noise】 [3巻完結]

漫画『ノイズ【noise】』1巻 筒井哲也

書誌情報

作者/筒井哲也

主な作品:『予告犯』『マンホール』

 

単行本全3巻完結(2020.03)

1巻初版2018.05.23

集英社

2022/実写映画

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 限界集落へやってきた元受刑者を発端に、地域社会に少しずつ歪な波紋が広がっていくサスペンス漫画。
  • 物語の舞台となるのは、豊かな田園風景が広がる限界集落‷猪狩町(ししかりちょう)‴。猪狩町では、主人公‷泉 圭太(いずみ けいた)‴が栽培した特産品の「黒イチジク」を契機に、圭太が経営するイズミ農園がメディアから脚光を浴び、町は今まさに活気を取り戻そうと平和に栄え始めていた。そんな田舎町に突如として姿を現したのは、望まぬ来訪者、14年前にストーカー殺人事件を起こしたという元受刑者の‷鈴木 睦雄(すずき むつお)‴。姿を現して以来、しきりに怪しい動きを繰り返す睦雄であったが、その視線は遂に圭太の妻子へと伸び始め、問い詰めた圭太は、思いがけず正当防衛の末に睦雄を殺害してしまうこととなる。
  • 田舎の地域社会に紛れ込む「異物」を、様々な視点で映し出していく物々しいサスペンス漫画。2022年には、藤原竜也さんと松山ケンイチさんを主役に実写映画も公開された注目の作品である。

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完読後・読中の感想/レビュー

驚愕の表情をしたアサギ

アサギ

地域の感じがめっちゃリアル!

普段の表情のヤス

ヤス

田舎育ちだからメッチャ没入しちゃう。

 

うなぎ鬼 [3巻完結]

漫画『うなぎ鬼』1巻 高田侑 落合裕介

書誌情報

原作/高田侑『うなぎ鬼』

作者/落合裕介

主な作品:『天獄の島』

 

単行本全3巻完結(2015.07)

1巻初版2014.10.06

少年画報社

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 人生に躓いたひとりの男を主役に、裏稼業の仕事をきっかけとした恐怖の運搬作業を映し出していくホラーサスペンス漫画。
  • 物語の主人公は、120万円の借金に追われ、社会に行き場を失いながらも、ガタイの良さから、とある社長に拾ってもらうこととなった男‷倉見(くらみ)‴。この日を境に裏稼業で食っていくこととなった倉見は、社長の言いつけにより、黒牟(くろむ)という薄気味悪い町に佇む‷マルヨシ水産‴へと、「重さ50~60㎏のコンテナ」を運ぶ臨時の特急便を出す仕事を任せられる。中身のわからない、重さだけを伝えられた謎のコンテナながらも、手当として支給される金額は非常に手厚く、なんとその額は1人15万円。怪し過ぎる仕事に犯罪への加担を想像しつつも、倉見と同業者は、車内で互いに薄気味悪い不安を抱えながら、その仕事を恐る恐るこなしていくこととなる。
  • 不穏な禍々しさを醸し出しながら、疑心暗鬼なストーリーを加速させ、読者の手にじっとりと汗を滲ませるようなストーリーを展開していくホラーサスペンス漫画。途中で読むのを止められない不気味で濃厚な演出の数々が、人間の危ない想像力を嫌らしいほどに掻き立ててくる。

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完読後・読中の感想/レビュー

驚愕の表情をしたアサギ

アサギ

え⁉どう考えても箱の中身は…。

驚愕の表情をしたヤス

ヤス

あのメールは怖すぎるやろ…!!

 

予告犯 [3巻完結]

漫画『予告犯』1巻 筒井哲也

書誌情報

作者/筒井哲也

主な作品:『ノイズ【noise】』『有害都市』

 

単行本全3巻完結(2013.09)

1巻初版2012.04.15

集英社

2015/実写映画

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 『有害都市』や『ノイズ【noise】』など、数々の名作を手掛ける筒井哲也先生が描く、既存の現代社会の姿に是非を問う社会派サスペンス漫画。2015年には、生田斗真さん主演のもと実写映画が公開された人気作品。
  • 物語の主役は、頭から新聞紙を被り、ネット上で犯罪予告を繰り返す奇抜な犯行グループ‷シンブンシ‴。シンブンシの主犯格である‷ゲイツ‴は、社会に生きる不運な境遇を持つ者たちのために、「制裁」と称した背反的な犯行の動画配信を繰り返していた。当然のことながら、過激な配信はあっという間に世間の注目を集め、瞬く間に社会現象を巻き起こしていくシンブンシ。現代の仕事人(必殺仕事人)さながらの活動は、大衆からカリスマ的に扱われるも、犯罪を犯し続けるシンブンシたちの背後には、警察の捜査網がじわりじわりと近付いていた。
  • 不遇を生きる精神的苦痛にヒューマンドラマを織り交ぜて作り上げていく、底辺からの一太刀を描いたサスペンスストーリー。「正義」について賛否を問いかける数々の描写が、読者の倫理観を如実に刺激していく。

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完読後・読中の感想/レビュー

号泣している表情のアサギ

アサギ

‷ヒョロ‴切なすぎる……。

普段の表情のヤス

ヤス

店員が助けてくれたシーンはメッチャ印象的。

 

ミュージアム [3巻完結]

漫画『ミュージアム』完本「上」 巴亮介

書誌情報

作者/巴亮介

 

単行本全3巻完結(2014.04)

1巻初版2013.11.06

講談社

2016/実写映画

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 雨に日にだけ起こる猟奇的な殺人事件をきっかけに、凶悪な犯罪者との激しい追走劇を繰り広げていくクライムサスペンス漫画。2016年には、俳優の小栗旬さん主演のもと実写映画も公開された人気作品。
  • 物語のメインキャストは、雨の日にだけ現れ、猟奇的な殺人を繰り返していく正体不明の殺人鬼「カエル男」。作中では、そんなカエル男と、家族を人質にとられた警察官‷沢村久志(さわむら ひさし)‴とによって、雨の日を舞台とした息苦しい攻防戦が繰り広げられていく。警視庁捜査一課の巡査部長を勤めながらも、自身の仕事熱が災いとなり、妻子を出ていかせてしまったという悲しい過去を持つ沢村。贖罪の気持ちに激しく胸を痛めながらも、家族への気持ちを思い出した無骨な男が、愛する家族の命を救うべく、雨の降りしきる市街地をひたすらに奔走していく。
  • 殺人を芸術と呼び、かくも大胆な方法で次々と沢村を追い詰めていくカエル男。家族を手玉に取られてしまった沢村とのラストバトルは、激しい疾走感と共に手に汗握る緊張感で描かれており、狂気に満ちた最終局面は、見るものすべてを釘づけにしていく。

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完読後・読中の感想/レビュー

驚愕の表情をしたヤス

ヤス

撃つの⁉撃っちゃうの⁉

驚愕の表情をしたアサギ

アサギ

撃つなよ⁉撃つなよ⁉

 

マンホール [3巻完結]

漫画『マンホール』新装版上 筒井哲也

書誌情報

作者/筒井哲也

主な作品:『ノイズ【noise】』『予告犯』

 

単行本全3巻完結(2006.07)

1巻初版2005.09.25

スクウェア・エニックス、集英社

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 『予告犯』や『有害都市』など、数々の人気作でお馴染みの筒井哲也先生が手掛ける、恐怖の伝染病が感染していく日常を描いたバイオホラー漫画。2009年に長崎県において有害図書指定されたという稀有な経歴を持つ作品。
  • 事件の始まりは、普段と変わらぬ商店街に突如として現れた「右目が白濁した泥だらけの全裸の男」。すぐに死亡が確認されることとなった謎の男であるが、検視結果から検出されてきたものは、死んだ身体の中を蠢く「謎の寄生虫」であった。不気味で奇怪な事件から一夜明け、別件で起きた交通事故の遺体から出てきたものは、またもや新種の寄生虫…。不穏な一致性を見せる一連の事件を追うこととなった刑事たちは現場での聞き込みを開始し、徐々に真相へと近付き始めていくのだが、捜査を進める彼らの眼前には、何故か蓋を塞がれた雨水用の「マンホール」が姿を現すこととなる。
  • 人工的に発生したと思われる、驚異的な感染力を持つ悪魔の寄生虫。未知の症状を引き起こす一連の事件は、一体誰が何の目的で行っているのか。おぞましい事件の内側が、驚愕のサスペンスストーリーと共に描かれていく。

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完読後・読中の感想/レビュー

驚愕の表情をしたアサギ

アサギ

鳥肌モノの事件内容と描写!

驚愕の表情をしたヤス

ヤス

事件を追う刑事側もタダではすまない!

 

ミスミソウ [3巻完結]

漫画『ミスミソウ』完全版1 押切蓮介

書誌情報

作者/押切蓮介

 

単行本全3巻完結(2009.06)

1巻初版2008.03.17

ぶんか社、双葉社

2018/実写映画

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 過疎地の地方を舞台に、陰惨な学校生活に潜む耐え難い苦しみを描き出していくホラー系のサイコサスペンス漫画。
  • 物語の主人公は、東京から地方の中学校へと転校してきた中学生‷野咲 春花(のざき はるか)‴。春花はクラスから「よそ者」認定されたことをきっかけに、同級生たちから壮絶なイジメに晒されており、卒業までの残り2ヶ月間を何とか乗り切ろうと懸命に生きていた。しかし、そんな春花の気持ちをよそに、エスカレートし過ぎたイジメが辿り着いた結末は、家に火をつけられ、大切な家族を失ってしまうという、あまりにも凄惨すぎる事件。言葉にすることなど出来ない激しい憎悪と、なにもかもを超える凄まじい怒気を宿した春花は、己の全てを賭けてイジメっこたちへ惨劇の復讐を開始していく。
  • 精神を破壊してくるようなシナリオ展開で、読者の憎悪をも奮い立たせていくサイコサスペンス漫画。2018年には、山田杏奈さん主演のもと実写映画も公開された話題の作品である。

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完読後・読中の感想/レビュー

驚愕の表情をしたアサギ

アサギ

この作品を実写化した時はメッチャ驚いた。

驚愕の表情をしたヤス

ヤス

映画は当然のR-15作品。もちろん漫画もヤバすぎる!

 

 

 

スリルとストーリーに没頭せよ! 5巻以内完結のサスペンス漫画

ヒル [5巻完結]

漫画『ヒル』5巻 今井大輔

書誌情報

作者/今井大輔

 

単行本全5巻完結(2013.10)

1巻初版2011.09.09

新潮社

2022/実写ドラマ

続編アリ

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 現実的な社会と交差する「亡くなったはずの人間」の特殊な生き方を描いていく現代サスペンス漫画。2022年には、WOWOWオリジナルドラマとして実写化ドラマが公開された人気作品。
  • 物語の主人公は、大規模な交通事故を運よく逃れながらも、自身の死亡報道がなされたことを機に、社会から消えることを選んだ女の子‷佐倉葉子(さくら ようこ)‴。知恵を働かせ、不在の家を渡り歩きながら、社会の裏側で生活していた佐倉は、同じく過去に死んだはずの同級生との再会により、気付かない内に「ヒル」と呼ばれる存在に変わっていたことを知らされてしまう。空き巣とは違い、家主の不在時に部屋を渡り歩きながら、密かに人間生活を営んでいく「ヒル」。作中では、ヒルたちの不思議な生態やヒル同士の争いの様子など、社会の隙間を覗かせるような、新感覚なサスペンスストーリーが展開されていく。
  • 非合法な日常と、その日常を選んだ者たちの、言葉にできない心の中を映し出していくサスペンス漫画。現実世界とリンクさせられるような、想像力を刺激するアンダーグラウンドな物語が、白昼堂々、住宅街の隙間をスルリと渡り歩いていく。

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完読後・読中の感想/レビュー

普段の表情のアサギ

アサギ

戻りたくない事情はいっぱいあるだろうからな…。

普段の表情のヤス

ヤス

警官が憧れる気持ちもわからなくない。

 

電波青年 [5巻完結]

漫画『電波青年』1巻 安田佳澄

書誌情報

作者/安田佳澄

主な作品:『フールナイト』

 

単行本全5巻完結(2020.09)

1巻初版2020.09.10

ビーグリー

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 殺人を犯してしまったラジオ配信者と、偶然出会ったデリヘル嬢との逃亡生活を描き出していくヒューマンサスペンス漫画。
  • 物語の主人公は、長身で物腰の柔らかい青年‷瀬良不二夫(せら ふじお)‴。自身の怨恨から殺人を犯してしまった瀬良は、お笑い芸人を目指していた過去から非常に口が上手く、犯行前までは個人ラジオ「フジオのラジオ」を配信するなど、自分の夢に向かってひた向きな努力を続ける心優しい青年である。自身の犯行から逃げ続け、しばらく経ったある日のこと、あまりの心の寂しさをきっかけに、涙ながらに公衆電話からデリヘル嬢を呼び出すことにしたふじお。しかし、現れたデリヘル嬢‷伊丹洋子(いたみ ようこ)‴は、実は「フジオのラジオ」のリスナーであり、逃亡生活を続けるフジオのために、逃亡の理由を聞かないままファンとして力になりたいと接近してくる。
  • ラジオのリスナーやかつての職場など、小さな手助けから秘密の逃避行を続けていく人情的なサスペンス漫画。警察や監視カメラの目を搔い潜り、宛てもなく続く2人のロードムービーは、やがて小さな繋がりをきっかけに穏やかな終幕へと向かっていく。

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完読後・読中の感想/レビュー

普段の表情のアサギ

アサギ

中々に名作!!

考えている表情のヤス

ヤス

気になる殺害の動機は……。

 

 

 

重厚なシナリオが恐怖感を引き立てる!! 10巻以内完結のサスペンス漫画

悪の教典 [9巻完結]

漫画『悪の教典』1巻 貴志祐介 烏山英司

書誌情報

原作/貴志祐介

漫画/烏山英司

 

単行本全9巻完結(2015.09)

1巻初版2012.10.09

講談社

2012/実写映画

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 貴志祐介先生が執筆した小説『悪の教典』を原作に描かれるサイコホラー漫画。「good!アフタヌーン」にて漫画が掲載された同年の2012年に、俳優の伊藤英明さんを主役に実写映画も公開されている大ヒット作品。
  • 物語の主人公は、容姿端麗でスキル抜群、頭脳明晰で誰からも信頼を置かれる教師‷蓮実 聖司(はすみ せいじ)‴。完璧の名に相応しいキラキラした蓮実の姿は、クラスの生徒たちから絶大な人気と信用を集め、学園中の生徒や先生からも一目置かれる存在となっている。しかし、そんな蓮実の内側に隠された狂気の本性は、悪魔の頭脳を兼ね備えた恐怖のサイコキラー。やがて作中では、生徒たちからの小さな疑惑が広がり始めたことをきっかけに、自らが企ててきた「とある計画」が破綻するかもしれないと悟った蓮実による、残酷無比な惨劇の夜が幕を開けていくこととなる。
  • たった一夜の戦慄の大惨劇へと向け、ゆっくりと確実に歩を進めていくサイコサスペンス漫画。生徒たちの心をグチャグチャに切り裂いて止まない非人間的なストーリーが、読者の心にイカれた恐怖を植え付けていく。

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完読後・読中の感想/レビュー

驚愕の表情をしたアサギ

アサギ

不穏すぎる数巻の序章から物語は始まっている……。

落ち込んでいる表情のヤス

ヤス

単行本の表紙が黒くなったら「終わりの始まり」。

 

君のナイフ [10巻完結]

漫画『君のナイフ』1巻 小手川ゆあ

書誌情報

作者/小手川ゆあ

 

単行本全10巻完結(2013.05)

1巻初版2010.04.07

集英社

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 500万円の報酬のために依頼を受けて人を殺す。一般社会に溶け込む、兼業「殺し屋」としての仕事風景を描いていくクライムサスペンス漫画。
  • 物語の主人公は、高校で臨時教師を勤めている優しい男性‷志貴雪鷹(しき ゆきたか)‴。志貴は、ガンを患った姉の高額な治療費を何とか稼ぎ出すべく、倫理観や恐怖に怯えながらも、週末に決行する「殺し屋」という仕事に自身の手を黒く染めていくこととなる。そんな志貴とタッグを組むのは、普段は警視庁に勤める優秀な刑事‷久住(くずみ)‴。自らの本業を活かし、殺し屋としての仕事に関与しながらも見事に事件を隠蔽していく久住であったが、ほんの小さなほころびをきっかけに、殺し屋の仕事にはアラが出始め、次第に2人の周辺には警察からの疑惑の目が向けられていくこととなる。
  • ひとつの依頼を重ねる度に主要な登場人物を物語に絡ませ、どんな結末へと向かうのか、予測不可能なストーリーを展開していくサスペンス漫画。殺人を介して繋がっていく奇妙な人間関係が、謎めいたストーリーにいくつもの道筋を示していく。

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完読後・読中の感想/レビュー

驚いた表情のアサギ

アサギ

主要キャラが出揃う4,5巻辺りから超面白い!!

驚いた表情のヤス

ヤス

まさか最後の一コマであの伏線を回収するとは!!

 

PLUTO [8巻完結]

漫画『PLUTO』1巻 浦沢直樹✕手塚治虫

書誌情報

プロデューサー/長崎尚志

監修/手塚眞

協力/手塚プロダクション

作者/浦沢直樹✕手塚治虫

 

単行本全8巻完結(2009.06)

1巻初版2004.09.30

小学館

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 手塚治虫先生が描いた『鉄腕アトム』のエピソード「地上最大のロボット」をリメイクして描かれるSFサスペンス漫画。作者は『MONSTER』や『20世紀少年』など、数々の名作を手掛ける浦沢直樹先生。
  • 本作品の主人公は、原作においては脇役として登場したドイツの刑事ロボット‷ゲジヒト‴。リメイクされた物語は、浦沢先生独自の視点と解釈を絡めながら、ゲジヒトを主人公とした新たなストーリーで展開されていく。作品を彩るのは、‷アトム‴を始め、‷お茶の水博士‴やアトムの妹‷ウラン‴など、デザインにアレンジが加えられた昔懐かしい名キャラクターたち。ロボット達と人間が織り成す空想科学サスペンスが、浦沢直樹先生お得意のミステリアスなストーリー展開で、新たなる名作へと変貌を遂げていく。
  • 単行本全8巻完結ながらも累計発行部数は850万部を上回る、読者人気の非常に高い近未来サスペンス漫画。「第9回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞」、「第41回星雲賞コミック部門受賞」と、数々の受賞歴からも作品の完成度がうかがい知れる。

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完読後・読中の感想/レビュー

驚愕の表情をしたアサギ

アサギ

アトムちょっとしか知らないけどメッチャ面白い!!

号泣している表情のヤス

ヤス

‷ノース2号‴のエピソードは泣いちゃう…。

 

クダンノゴトシ [6巻完結]

漫画『クダンノゴトシ』1巻 渡辺潤

書誌情報

作者/渡辺潤

主な作品:『三億円事件奇譚 モンタージュ』

 

単行本全6巻完結(2017.03)

1巻初版2015.12.04

講談社

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 大学の旅行サークルの仲間たちが次々と謎の死を遂げていくという、連続する恐怖のつながりを描いたホラーサスペンス漫画。作者は『三億円事件奇譚 モンタージュ』でもお馴染みの渡辺潤先生。
  • 物語の始まりは、賑やかな車内で楽しい会話に花を咲かせる、大学生らが所属する旅行サークルの帰り道。暗い夜道に車を走らせていた大学生グループは、気付かない内に舗装されていない山道へと迷い込んでしまい、そのまま勢い余って不覚にも「なにか」を轢いてしまう。突然の出来事にパニックに陥りながらも、轢いてしまった「なにか」を確認するべく、恐る恐る車を降り、「人でありませんように…」と願いながら現場へと向かう大学生グループ。程なく事故現場へと到着し、草木が生い茂る真っ暗闇の中に彼らが目撃した「なにか」の正体は、人の顔と牛の姿を併せ持つ世にも恐ろしい異形の化け物の姿であった。
  • 牛の化け物が発する予言をきっかけに、終わらない恐怖が連鎖していく驚愕のサスペンスストーリー。やがて物語は大学の旅行サークルだけに留まらず、東京全土を巻き込む驚異的な大騒動へと発展していくこととなる。

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完読後・読中の感想/レビュー

驚愕の表情をしたヤス

ヤス

え⁉殺しちゃうの⁉

驚愕の表情をしたアサギ

アサギ

序盤のストーリーが神ってる…。

 

 

 

終わらない衝撃展開の連続!! 15巻以内完結のサスペンス漫画

ガンニバル [13巻完結]

漫画『ガンニバル』2巻 二宮正明

書誌情報

作者/二宮正明

主な作品:『鳥葬のバベル』

 

単行本全13巻完結(2022.02)

1巻初版2019.02.18

日本文芸社

2022/実写ドラマ

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 山間の村‷供花村‴を舞台に、おぞましい恐怖体験が連続していくクローズドサークル系のサスペンスホラー漫画。2022年には、「Disney+」にて柳楽優弥さん主演のもと実写ドラマが公開された人気作品。
  • 物語の主人公は、ある日、駐在として供花村にやってきた警察官‷阿川大悟(あがわ だいご)‴。山々の大自然に囲まれた新生活に緊張しながらも、暖かく迎え入れてもらったはずの村集落であったが、阿川は、次々と起きる奇怪な事件に家族諸共巻き込まれてしまうこととなる。様々な事件をきっかけに、次第に疑いの眼差しで村を見つめる阿川の脳裏をよぎるものは、前任の駐在が残した「…この村の人間は人を喰ってる。」という不気味な言葉…。作中では、村社会という閉鎖的な環境の中、暗く強烈なスリルを醸し出しながら、緊迫した事件が次々と阿川の元へと襲い掛かっていく。
  • 肝を冷やすような突発的な描写に加え、どんどんと謎めいていく恐怖のシナリオ展開。読者の心臓を握って離さない畏怖なるサスペンスストーリーが、違和感を感じる村人たちの行動と共にゆっくりと歩を進めていく。

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完読後・読中の感想/レビュー

驚愕の表情をしたヤス

ヤス

ちょっとマジ怖すぎるんですけどー!!

驚愕の表情をしたアサギ

アサギ

続きを読むのに心の準備が…!

 

DEATH NOTE [13巻完結]

漫画『DEATH NOTE』12巻 大場つぐみ 小畑健

書誌情報

原作/大場つぐみ

主な作品:『バクマン。』『プラチナエンド』

漫画/小畑健

主な作品:『ヒカルの碁』『バクマン。』

 

単行本全13巻完結(2006.07)

1巻初版2004.04.07

集英社

2006/実写映画

あらすじ/見所/おすすめポイント

  • 実写映画化やドラマ化でも一大ブームを巻き起こした、「少年ジャンプ」連載の大ヒットサスペンス漫画。累計発行部数は3000万部を超える超人気作品。
  • 物語の中心に描かれるのは、ある日突然人間界へとやってきた、死神が持つ漆黒のノート‷デスノート‴。作中では、「名前を書き記された者は死ぬ」というデスノートが持つ単純明快なルールを基に、複雑な思考と驚きの推理を絡み合わせた、驚愕のサスペンスストーリーが繰り広げられていく。デスノートをきっかけとした超一級の頭脳戦を演じるのは、犯罪者のいない新世界の神を目指す高校生‷夜神月(やがみライト)‴と、猫背で根暗な風貌をした世界一の名探偵‷L(エル)‴。他愛ない会話の一言一言に始まり、裏を読み合う2人の壮大な駆け引きの連続が、読者に並々ならぬ驚きと途方もない混乱をもたらしていく。
  • 常識破りな犯罪捜査網が次から次へとシフトしていくクライムサスペンス漫画。1話も見逃せない水面下での裏工作が、読者を森羅万象の推論へと誘い込んで行く。

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完読後・読中の感想/レビュー

微笑の表情をうかべるアサギ

アサギ

監視カメラ64個はもはや伝説。

普段の表情のヤス

ヤス

少年ジャンプなのに、主人公が悪役っていうのがたまらない。

 

 

 

編集後記

追伸

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

今後もおすすめの完結サスペンス漫画と出会えた際には、当ページを随時更新していきますので、また気軽にお立ち寄りいただけますと幸いです。

 

普段の表情のアサギ

アサギ

サスペンス系は探せばわんさか出てきそう。

考えている表情のヤス

ヤス

連載追いかけてたけど忘れちゃった作品とかも多い…。

 

「おすすめの完結サスペンス漫画」をまとめるにあたって

 

おすすめの完結サスペンス漫画をまとめる(選出する)にあたり、当ブログでは、紹介した作品の他にも、数多くのサスペンス漫画を拝読しています。

 

どうしても性質上、人気漫画を筆頭に、編集者の読書歴や好みに偏ってしまう「おすすめ漫画」ですが、本記事で紹介しきれなかったサスペンス漫画は、下記の記事にてジャンル別にまとめております。

紹介したサスペンス漫画以外のサスペンス漫画も読んでみたいという方は、下記の記事よりお好みの作品をお楽しみください。