本記事では、巧妙なトリックや張り巡らされた伏線をノンストップで楽しめるように、既に完結したミステリー漫画の中から、おすすめの名作ミステリー漫画をピックアップしています。
2023.12.06|『MONSTER』追加
2023.10.05|『SOIL』追加
読者を謎解きの旅へと誘い、鋭い知性を発揮しながら奇抜な思考を繰り広げていく名作ミステリー漫画。
作品の背後に眠る複雑なパズル、巧みな心理戦、深まる謎を解き明かしていく驚異的なシナリオの数々が、複雑に絡まり合いながらも読者の推理欲を刺激していきます。
本記事では、想像を超えるトリックや真相に迫る謎解きの途中で間を空けることのないように、数多く存在するミステリー漫画の中から、選りすぐりの完結ミステリー漫画をまとめていきます。
※本記事では、「ミステリー漫画」に強くフォーカスをあてているため、サスペンス色の濃い作品は一部除外しています。
サスペンス色の濃い作品に関しましては、「おすすめ完結サスペンス漫画」の記事にてまとめております。
漫画を読み続けて30年以上のおじさん達で、「何度読んでも面白いと言える名作」や「誰かに刺さりそうな作品」を中心に、読了済みの作品で構成しています。
面白い完結ミステリー漫画が増えた際には、随時更新しておりますので、楽しんでいただけたら幸いです。
夢中になり過ぎて、夜も眠れない。
結果、寝落ちするまで読み続けちゃう。
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下表は本記事で紹介している完結ミステリー漫画の早見表です。表示画面に応じてスクロールしてご覧下さい。
目次 | 漫画 | |||
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キレ味抜群の推理性能!! 5巻以内完結のミステリー漫画 | ||||
一度読んだらもう止められない!! 10巻以内完結のミステリー漫画 | ||||
めくるめく衝撃展開の連続!! 15巻以内完結のミステリー漫画 | ||||
次から次へと湧いてくる謎…。 20巻以内完結のミステリー漫画 | ||||
伝説級の作品が揃い踏み!! 30巻以内完結のミステリー漫画 |
注:本文中にて完結ミステリー漫画と一緒に紹介されている各種キャンペーンは、予告なく終了している場合があります。ご了承ください。
この記事の目次
キレ味抜群の推理性能!! 5巻以内完結のミステリー漫画
AKECHI [3巻完結]
| 書誌情報原作/江戸川乱歩(明智小五郎シリーズ) 作者/イイヅカケイタ 主な作品:『GANTZ:G』『ヘルドッグス 地獄の犬たち』
単行本全3巻完結(2019.06) 1巻初版2018.12.24 集英社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 古典名作『明智小五郎シリーズ』の現代版アレンジ作品として描かれる探偵漫画。作者は『GANTZ:G』の作画を手掛けるイイヅカケイタ先生。
- 物語の主人公は、普段は古書店を営む、のどやかな青年‷明智小五郎(あけち こごろう)‴。冷静な表情の裏に大いなる推理への情熱を潜ませ、幼馴染で正義感に溢れた刑事‷波越英一郎(なみこし えいいちろう)‴が持ち込む難事件の数々を、原作さながら、抜群の推理力で颯爽と解決していく。見つからない凶器を一瞬で見つけ出し、優れた洞察力で事件の裏側までも見透かしていく恐るべき慧眼。破格の推理力のためか、いつも退屈そうに事件を見つめる明智であったが、恐るべき犯人の凶弾は、遂に明智の喉元近くへと襲い掛かってくる。
- 精巧なトリックに彩られたストーリー展開に加え、美麗なイラストでわかりやすい描写が、読者を作品の世界へと没入させる注目のミステリー漫画。単行本全3巻にて一応の完結を迎えているものの、続きの気になる終わり方での終幕に、続編に期待せずにはいられない作品が仕上がっている。
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完読後・読中の感想/レビュー
‷緑川‴と‷明智‴の関係性好きだな~。
続編熱望!!メッチャ続き読みてぇ!!
十角館の殺人 [5巻完結]
書誌情報原作/綾辻行人『十角館の殺人』 漫画/清原紘 主な作品:『Another』
単行本全5巻完結(2022.05) 1巻初版2019.11.22 講談社 2024/実写ドラマ |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 綾辻行人先生が手掛けた推理小説『十角館の殺人』を、コミックリメイクして描かれる新本格ミステリー漫画。1980年代に出版された原著『十角館の殺人』は、累計発行部数100万部を超える大ヒットを記録した超人気作品。
- 物語の舞台となるのは、「十角館」と名付けられた、孤島に佇む十角形の奇妙な館。半年前に設計者が謎の焼死を遂げたという、いわくつきの物件である。大学のミステリ研究会に所属する主人公グループは、この日、仲間と共に島へと上陸し、十角館での観光旅行を楽しむ予定であったが、その道中で耳にするのは島にまつわる不穏な噂……。物語の鍵を握るのは、島内に足を運んだミス研メンバーと、旅行には参加せず本島に残った、同じくミス研メンバー。島内には「謎のプレート」、本島では「死者からの手紙」と、島内外のミス研メンバーそれぞれに、不穏で謎めいた事件が次から次へと襲いかかってくる。
- 怪事件の度に推理を重ねるも、見事なまでに読者を騙していく妙妙たるミステリー漫画。かつての「新本格ミステリ」が、時代を超えて、美麗なイラストと共に再び現代の読者を鮮やかに翻弄していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
こりゃ面白い!予想が完全に外れた!
待望の実写化!ドラマもぜひ観たいところ!
ロスト・ラッド・ロンドン [3巻完結]
書誌情報作者/シマ・シンヤ
単行本全3巻完結(2021.06) 1巻初版2021.01.12 KADOKAWA |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 印象的な作画と雰囲気で、イギリスの首都‷ロンドン‴を舞台とした犯罪劇に巻き込まれていくこととなるクライム系ミステリー漫画。
- 物語の主人公は、大学の同級生と同居生活を送る青年‷アル‴。いつも落ち着いた様子で、何気ない日常を過ごしていたアルは、ある日テレビのニュースでロンドン市長殺害の事件を耳にすることとなる。同居人である‷カラム‴と事件に耳を傾けていたことろ、ニュースでは犯人がアルと同じ地下鉄を利用していたことが報じられ、物騒な世の中だなと日常会話に和む2人。その後、大学の冬休みを利用して帰省するカラムを見送ったアルは、家の鍵を探すために事件当日の上着へと手を伸ばす。……上着に何か違和感を感じたアルが、おもむろにポケットに手を伸ばすと、不吉な予感が的中するかのように、出てきたものは、犯行に使用されたと思われる「まだ新しい血まみれのナイフ」であった。
- 「人生なんて、たったひとつの出来事で変わっちまうもんだ」というホームレスの言葉から、数奇な運命が廻り始めていく因縁めいたミステリー漫画。少しずつ手に入る事件の小さな手がかりが、ゆっくりとおぼろげに隠された事件の内側を覗かせていく。
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完読後・読中の感想/レビュー
ナイフ見つけた直後の呼び鈴は中々キツイ。
絵柄も表紙もストーリーもグッド!
Another [4巻完結]
書誌情報原作/綾辻行人『Another』 漫画/清原紘
単行本全4巻完結(2012.01) 1巻初版2010.10.04 KADOKAWA 2012/実写映画 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 綾辻行人先生が手掛けた小説『Another』を原作に、清原紘先生がコミカライズを担当したホラー系のミステリー漫画。原作小説『Another』は本作の漫画化に加え、アニメ化や実写映画化もされている程の大人気作品。
- 物語の舞台となるのは、「厄災」の歴史を持つ、不気味に佇む校舎‷夜見山北中学校‴。この学校の三年三組では、〈ある年〉にクラスの一員やクラスの家族が多数亡くなるという、代々に渡って発生する謎の怪事件が存在する。不幸にも、療養のために三年三組へと転校してきた主人公‷榊原 恒一(さかきばら こういち)‴は、転校後まもなく、日常に潜む不気味な違和感を感じ始める。なぜか自分の話しかけているミサキという女生徒は、自分以外の生徒にはまるで見えていないかのように振る舞われており、意味深な発言を繰り返すミサキの謎めいた言動から、恒一は次第に、自分の置かれた状況に気味の悪い想像を掻き立てていくこととなる。
- 推理欲を掻き立てるミステリアスな展開に加え、暗さを際立たせるホラー描写で、読者をグイグイと物語へ引き込んで行く学園ミステリー漫画。巻末に書かれた、原作者からの漫画版に対する惜しみない賞賛コメントからも、作品の完成度の高さがうかがい知れる。
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完読後・読中の感想/レビュー
これは名作!没入感もメチャクチャ高い!
まさかの展開!最後の最後まで面白い!
※短編の完結ミステリー漫画はあまりにも数が多いため、この他の短編作品は「短編ミステリー漫画・読み切り集」の記事にてまとめております。
一度読んだらもう止められない!! 10巻以内完結のミステリー漫画
万能鑑定士Qの事件簿 [10巻完結]
書誌情報原作/松岡圭祐 漫画/神江ちず キャラクター原案/清原紘
単行本全10巻完結(2017.05) 1巻初版2013.08.03 角川書店 2014/実写映画 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 「Qシリーズ」として人気の高い松岡圭祐先生が手掛ける推理小説を、神江ちず先生の手によってコミカライズした探偵もののミステリー漫画。2014年には、綾瀬はるかさん主演のもと実写映画も公開されている大人気作品。
- 物語の主人公は、美しい容姿に潤沢な知識を兼ね備え、類まれな観察眼で人々を魅了する万能鑑定士‷凜田 莉子(りんだ りこ)‴。可憐な姿からは想像もできない程の幅広い知識を武器に、難解な事件に関わる万物の真贋を即座に見極めていく。始まりの事件の発端は、街のあちらこちらに散見される独特な顔をした「力士シール」。2人の描き手によって描かれたと予想される何の変哲もないただのシールが、あろうことか国家をも震撼させる日本史上最大級の事件へとつながっていくこととなる。
- 「面白くて知恵がつく人の死なないミステリ」というキャッチフレーズを持つ推理漫画。前評判通りの美しいトリックの数々が、かくも鮮やかに難攻不落のミステリーを次々と演出していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
ただの過去編に隠されていた伏線…。
このトリックには脱帽だわ!
テセウスの船 [10巻完結]
書誌情報作者/東元俊哉 主な作品:『破道の門』『プラタナスの実』
単行本全10巻完結(2019.12) 1巻初版2017.09.22 講談社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 死刑判決を受けた父親の冤罪を信じて、過去と現在を直視していくタイムスリップサスペンス漫画。2020年には、俳優の竹内涼真さん主演のもとテレビドラマ化された人気作品。
- 物語の中心にそびえるは、1989年に起きた犠牲者21人の無差別毒殺事件。当時、事件の容疑者として逮捕されたのは、主人公‷田村心(たむら しん)‴の父親‷佐野文吾(さの ぶんご)‴であった。父親が凶悪犯罪者という最悪のレッテルを貼られたことから、これまで、なるべく事件には触れず隠れるように生きてきた田村。しかし、妻である‷由紀‴が、娘を出産する前に遺した「事件には冤罪の可能性がある」という言葉から、田村は初めて事件と向き合っていくこととなる。事件の捜査開始以降、様々な疑惑や追及を重ね、導かれるように事件現場の村へと辿り着くことになる田村。因縁の村を前に並々ならぬ思いを抱く田村であったが、村へと向かってゆっくり歩き出すと同時に、何故か辺りは白い霧へと飲み込まれ、田村の目の前には1989年当時の事件前の現場が静かに広がっていく。
- 当時の事件現場を訪れた田村が目にしたものは、気さくで優しい父の姿と、謎の行動を取る疑わしい父の姿。「本当に犯人は父親なのか?…」紐解かれていく事件の全貌から、目が離せない疑心暗鬼なストーリーは続々と展開されていく。
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完読後・読中の感想/レビュー
まさかまさかの場面でタイムスリップ!
怪しいやつばっかじゃねーか!
幽麗塔 [9巻完結]
書誌情報作者/乃木坂太郎 主な作品:『医龍』
単行本全9巻完結(2014.12) 1巻初版2011.12.05 小学館 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 黒岩涙香の翻案小説『幽霊塔』をもとに描かれる、人間としての成長や葛藤を描き出していく名作ミステリー漫画。コミカライズされた本作品『幽麗塔』は、2014年度のセンス・オブ・ジェンダー賞にて大賞を受賞した経歴を持つ、非常に評価の高い作品。
- 物語の舞台となるのは、殺された老婆の幽霊が出ると噂されている不気味に佇む時計台‷幽霊塔‴。幽霊塔には、人を吊り上げられるほどの頑丈な針を持つ時計台や、異様に出力が大きい動力などの大仕掛けが施されており、その作りは非常に堅牢に出来ている上、内部構造はかくも巨大な迷宮と化している。 …何故、このような大仕掛けをただの時計台に施したのであろうか? 実は幽霊塔はただの時計台にあらず、何十億もの財産を守るとてつもなく巨大な金庫として使われており、作中では、幽霊塔を舞台とした様々な犯行や名推理が怪しい人物達と繰り広げられていくこととなる。
- 登場人物たちの多様な目論見を複雑に絡ませ合いながら、謎解きを超え、人間の本質へと迫っていくミステリー漫画。幽霊塔攻略と共に描かれていく登場人物たちの心からの叫び声が、ミステリー読者を心理的な新しい物語の世界へと誘っていく。
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完読後・読中の感想/レビュー
幽霊塔攻略後のストーリーには脱帽。
あれ…?男⁉ …え⁉女⁉
僕だけがいない街 [9巻完結]
書誌情報作者/三部けい
単行本全9巻完結(2017.02) 1巻初版2013.01.25 KADOKAWA |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 予想外のタイムリープの展開によって、並々ならぬ数奇な物語を演出していくミステリー系のSFサスペンス漫画。「マンガ大賞2014」において第2位を受賞した経歴を持ち、累計発行部数は500万部を超える人気作品。
- 物語の鍵を握るのは、主人公である29歳の漫画家‷藤沼 悟(ふじぬま さとる)‴が持つ「再上映(リバイバル)」と呼ばれる特殊能力。基本的に自分の意志とは関係なく発動し、強制的に過去へと戻され、直後に起きる「悪いこと」を取り除くまで何度もタイムリープしてしまうという特殊な能力である。ある日藤沼は、自身の母親が殺害されてしまったことをきっかけに、何とかリバイバルの能力を使い、母親の殺害を阻止することができないものかと強く念じていた。その甲斐あってか、無事にリバイバルは発動され、何とか過去へと戻ることに成功した藤沼。しかし、母親が殺される前の少し過去へ戻り、事件から母親を助けるはずだった藤沼が辿り着いた場所は、あろうことか遥か昔、1988年のまだ幼い小学生時代であった。
- 思いもよらないロングタイムリープをきっかけに、つながっていた壮大な事件が幕を開ける学園ミステリー漫画。フランスのSF専門出版社による「歴史改変SF大賞」(The Prix de l'Uchronie)においては、日本の漫画史上初となる「グラフィック賞」にも選出されている。
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完読後・読中の感想/レビュー
完全に予想外のラスト!!見事に騙された!!
‷悟‴の行動力にハラハラしちゃう!!
めくるめく衝撃展開の連続!! 15巻以内完結のミステリー漫画
モンキーピーク [12巻完結]
書誌情報原作/志名坂高次 主な作品:『凍牌』 作画/粂田晃宏
単行本全12巻完結(2019.10) 1巻初版2017.02.09 日本文芸社 続編アリ |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 『凍牌』などでもお馴染みの志名坂高次先生が原作を務めるパニック系ミステリー漫画。累計発行部数は200万部を超えるヒットを記録しており、続編に『モンキーピーク the Rock』が描かれている。
- 物語の舞台となるのは、綺麗な景観とは裏腹に、足元には大きな岩肌がひしめく死の山‷岩砕山‴。とある薬害問題に対する社内結束を高めるため、一致団結して山を登った藤谷製薬の社員たちは、登山中に突然現れた巨大な‷猿‴と思われる生き物との遭遇により、身の毛もよだつ恐怖の惨劇へと巻き込まれていくこととなる。これまで目にしたことのない恐ろしい猿との遭遇により、自分たちの置かれた状況にただただ怯え、慌てふためく一行。しかし、妙に人間じみた猿の行動に疑惑の眼差しが向けられたことで、次第に物語は、内通者の存在を疑わずにはいられない、謎が謎を呼ぶ懐疑的な状況へと変化していくこととなる。
- 恐怖の中で次々と覗かせていく、精神的限界を超えてしまった人間たちの隠されていた野生の本性。スリリングに進む急展開に加え、パニックに陥ってしまった人間の心理模様から、片時も目を離すことの出来ないゾクゾクしたストーリーが連続していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
これはヤバい!続きが気になりすぎて一気読みしてしまった!!
え、この猿って…、本物…?
サマータイムレンダ [13巻完結]
書誌情報作者/田中靖規
単行本全13巻完結(2021.04) 1巻初版2018.02.02 集英社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 島に眠る不吉な言い伝えをきっかけに、ひと夏の離島サスペンスへと物語を進めていくSF系のミステリー漫画。連載当時は「少年ジャンプ+」の看板作品として親しまれ、2022年に放送が開始されたテレビアニメにおいても、数多くの反響を集めた大人気作品。
- 物語の舞台となるのは、「影を見たものは死ぬ」という、謎の言い伝えを残す離島‷日都ヶ島(ひとがしま)‴。中学卒業を機に島を出た高校生‷網代 慎平(あじろ しんぺい)‴は、不幸にも水難事故により亡くなってしまった幼馴染の葬儀に参列するため、この日、ふるさとの島へと帰郷を果たしていた。見慣れた風景の懐かしさに心を弾ませながらも、連れ添った幼馴染の突然の死に心を痛める慎平。そんな中、葬儀にて再会した親友からこっそりと耳打ちされた「…今回の事故には他殺の可能性がある。」という不穏な言葉から、事態は思いもよらぬ超展開へと急速に拡大していくこととなる。
- 自身の命を犠牲にしたタイムリープをきっかけに、ミステリアスに加速し、多重に絡まり合う時空を歪めた物語。巻頭から幾度となく描かれる、読み返さずにはいられない回想ストーリーの数々が、読み進める程に読者の耳目をそば立てていく。
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完読後・読中の感想/レビュー
読み応え抜群の超展開の連続!影がやばい!
ネタバレなしで読み始めたら止まらんぜよ。
SOIL [11巻完結]
書誌情報作者/カネコアツシ
単行本全11巻完結(2011.02) 1巻初版2004.02.12 エンターブレイン 2010/実写ドラマ化 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 不気味な「一家失踪事件」を物語の始まりに、次々と巻き起こる摩訶不思議な怪事件を描き出していくクレイジー系ミステリー漫画。
- 物語の舞台となるのは、一見平和そうに見える新興住宅地‷そいるニュータウン‴。ある日そいるニュータウンで起きた「鈴白一家失踪事件」をきっかけに、「校庭に出現した巨大な盛り塩」や「鱗模様の怪しい人物の出現」など、一体作中で何が起きているのかもわからないまま、ミステリアスな物語はダークに進行していく。別事件から発見された「街全体に仕掛けられていた監視カメラ」を機に、より一層深みへと誘われていく未知なる怪奇事件の数々。やがて物語は全貌を隠しながらも混迷を極め、舞台は‷異物‴を巡る壮大な超常現象へと向かって休むことなく歩を進めていく。
- 独特な筆致で、読者を次々と虜にしていく未曽有の暗黒迷宮物語。単行本の帯では、オリエンタルラジオの中田敦彦さんやPUFFYの大貫亜美さんなど、名だたる有名人からも惜しみない称賛コメントが多数寄せられている。
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完読後・読中の感想/レビュー
いかん!飲み込まれる…!!
刺さる人には超刺さる漫画!!
次から次へと湧いてくる謎…。 20巻以内完結のミステリー漫画
三億円事件奇譚 モンタージュ [19巻完結]
書誌情報作者/渡辺潤 主な作品:『代紋TAKE2』
単行本全19巻完結(2015.05) 1巻初版2010.10.06 講談社 2016/実写ドラマ |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 昭和時代最大の未解決事件として有名な「三億円事件」を題材に、日本中を飛び回る逃亡劇を展開していく大ヒットミステリー漫画。2016年には、福士蒼汰さん主演のもとテレビドラマも放送された人気作品。
- 物語の始まりは、かつての三億円事件から数十年が経過した2004年。ある日、2人の少年少女は、路上に倒れ込む血まみれの男性刑事と遭遇することとなる。血に染められた刑事の姿に驚く2人を他所に、今にも息を引き取りそうな男性刑事が欲していたものは、何らかのメッセージを伝えるための携帯電話。偶然居合わせた2人が小学生であったがために、携帯電話を手にすることも出来ず落胆する男性刑事であったが、少しの会話から、居合わせた目の前の少年が‷鳴海 大和(なるみ やまと)‴だと知ったことで事態は急変。男性刑事は数奇な巡り合わせに驚きながらも、鳴海に「お前の父親は、三億円事件の犯人だ。」と告げ、残された最期の力を振り絞りながら、「誰も信じるな…。」と言い残し息絶えてしまう。
- 社会の裏側を疾走していく大迫力のクライムアクションで、読み進めるのが止められないほどに引き込まれていく名作ミステリー漫画。昭和から送られてきた「血まみれの500円札」を携え、衝撃のクライムストーリーは瞬く間に日本列島を駆け抜けていく。
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完読後・読中の感想/レビュー
おいおいマジか⁉どう転ぶかわからない超展開の連続!!
なんてこったい!!至る所で次々と事件が…!!
約束のネバーランド [20巻完結]
書誌情報原作/白井カイウ 作画/出水ぽすか
単行本全20巻完結(2020.10) 1巻初版2016.12.07 集英社 2020/実写映画 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 「約ネバ」の愛称でお馴染み、閉ざされた孤児院からの脱出を目指して思慮を巡らせていく大ヒットミステリー漫画。累計発行部数は3000万部を超える人気を誇り、2020年には実写映画も公開された注目の作品。
- 物語の舞台となるのは、血縁関係のない兄弟姉妹が暮らす孤児院‷グレイス=フィールドハウス‴。この孤児院には、特殊な勉強とテストにより優秀な子供を育て上げ、里親の元へ送り出すという優れた習わしが存在する。ある日、喜ばしくも引き取り先の里親が見つかり、外の世界へと飛び出すことになったのは、うさぎのぬいぐるみを携えた可愛らしい少女‷コニー‴。送り出す当日、主人公の少女‷エマ‴は、孤児院をあとにしたコニーが、うっかり忘れてしまっていたぬいぐるみを届けるために、友人の‷ノーマン‴と共に暗い出入口の門へと近づいていく。しかし、何やら辺りに蔓延る不穏な空気に異変を覚え、思わず車の影へと身を隠すことにしたエマとノーマン。車の影から恐る恐る辺りを覗き、2人が視界に捉えたものは、異様な姿をした「鬼」のもとへ食肉として提供されていく、無残に変わり果てたコニーの姿であった。
- 孤児院に隠された真実を知ってしまった子供たちによって、命を賭けた脱獄劇が敢行されていく学園ミステリー漫画。スリルを醸し出しながら描き出される迫真の脱出シーンの数々が、わずかな希望にすがりつきながら行われる脱出劇をより印象的に演出していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
随所で訪れる謎解きが見逃せない!
‷ノーマン‴の頭の中凄すぎ!
MONSTER [18巻完結]
書誌情報作者/浦沢直樹 主な作品:『20世紀少年』『PLUTO』
単行本全18巻完結(2002.04) 1巻初版1995.08.01 小学館 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 救急で運び込まれた1人の子どもの命をきっかけに、壮大な事件の連鎖が紐解かれていくミステリー漫画。「第46回小学館漫画賞青年一般部門」の受賞に加え、「第3回手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞した経歴を持つ人気作品。
- 物語の主人公は、天才的な医療技術を持つ日本人脳外科医‷ケンゾー・テンマ(天馬 賢三)‴。テンマはある日、救急で運び込まれた「銃弾が頭部(左中大脳動脈)をかすめた少年」の治療にあたっていたところ、次の救急で運び込まれた「脳血栓の市長」への執刀を院長より突然命令されてしまうこととなる。人の命の平等さに悩みを抱えていたテンマは、院長の命令を無視する形で、先に運び込まれていた少年のオペを継続し、不運にも、オペを担当した少年は助かり、市長は亡くなってしまうこととなる。この出来事をきっかけに院長の反感を買い、次々と人生の歯車が狂いだしていくこととなるテンマ。しかし、事態は一層深刻な様相を呈し、自らが助けた少年の正体が、実は「冷酷無比な殺人鬼」であったという真実から、物語はめくるめく追跡と逃亡の日々へと変貌していくこととなる。
- 様々な事件と登場人物を樹木のように絡ませながら、ゆっくりとメインシナリオへ近付いていく歴史的な名作ミステリー漫画。総累計発行部数は2000万部を超えており、連載当時からたくさんの読者を魅了してきた大ヒットミステリー漫画である。
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完読後・読中の感想/レビュー
海外ドラマみたいな流れ。
‷ルンゲ警部‴が良い味出してる。
伝説級の作品が揃い踏み!! 30巻以内完結のミステリー漫画
20世紀少年 [22巻完結]
書誌情報作者/浦沢直樹 主な作品:『MONSTER』『PLUTO』
単行本全22巻完結(2007.01) 1巻初版2000.03.01 小学館 続編アリ |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 子供の頃に描いた‷よげんの書‴をきっかけに、ミステリアスなストーリーを波紋の如く拡げていく大ヒットSFサスペンス漫画。累計発行部数は3000万部を超える人気作品。
- 物語の舞台となるのは、世界滅亡に向かう20世紀末。物語の主人公‷ケンヂ‴は、失踪してしまった姉の娘‷カンナ‴を養いながら、忙しくコンビニを営む生活を送っていた。そんな日常の中、突如としてケンヂを襲うことになるのは、幼馴染の謎の失踪事件や、世界各地で次々と巻き起こる異変の数々。ふと幼き頃の記憶を辿り、友達みんなで空想した‷よげんの書‴が現実化しているということに気付き始めたケンヂは、複雑な胸中を抱えながらも、当時の同級生の元を一つ一つ訪ね歩いていくこととなる。
- 「第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞」、「フランスジャパンエキスポアワードグランプリ受賞」、「アングレーム国際漫画祭最優秀長編賞」等々、日本を超えヨーロッパにおいても高い評価を獲得した珠玉のミステリー漫画。2008年~2009年に3部作として公開された実写映画は、興行収入100億円を超える大ヒットを記録している。
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完読後・読中の感想/レビュー
この‷ともだち‴は一体…。
記憶の中に知らない子供が…。
金田一少年の事件簿 [27巻完結]
書誌情報原作/天樹征丸、金成陽三郎 漫画/さとうふみや
単行本全27巻完結(1997.12) 1巻初版1993.02.10 講談社 続編アリ |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- シリーズ累計発行部数は1億部を超え、一時代を支えた推理漫画の金字塔。名探偵‷金田一耕助‴の孫‷金田一 一(きんだいち はじめ)‴を主人公に描かれる大ヒット探偵漫画。
- 物語の見どころは、言わずもがな主人公‷金田一‴が魅せる頭脳明晰な謎解きの数々。少しとぼけた性格ながらも、祖父譲りの緻密な推理力と鋭い洞察力を武器に、常識を超えた摩訶不思議な難事件を次々に解決へと導いていく。そんな金田一と相対するのは、独創的なトリックの数々で、次々と難事件を作り出していく謎の怪人たち。ホラー要素を随所に取り入れて描かれる奇想天外な怪事件の数々が、読者の恐怖と推理欲をここぞとばかりに搔き立てていく。
- 「ジッチャンの名にかけて!」や「謎はすべて解けた!」など、事件解決へ向けた決め台詞でも一世を風靡した元祖探偵漫画。1995年に始まったテレビドラマは何代にも渡ってリメイク放送されており、ファンからは世代を超えた長寿作品として親しまれている。
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完読後・読中の感想/レビュー
子供の頃観たドラマはマジ怖かった!
‷オペラ座の怪人‴に‷ジェイソン‴…、‷地獄の傀儡子‴に‷雪夜叉‴…。恐怖の連続やな。
編集後記
追伸
最後までご覧いただきありがとうございました。
今後も面白い完結ミステリー漫画と出会えた際には、当ページを随時更新していきますので、また気軽にお立ち寄りいただけますと幸いです。
探せば大量に出てきそう…。
絶対まだまだあるんよね。忘れてるだけで。
「おすすめの完結ミステリー漫画」をまとめるにあたって
おすすめの完結ミステリー漫画をまとめる(選出する)にあたり、当ブログでは、紹介した作品の他にも、数多くのミステリー漫画を拝読しています。
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