本記事では、ミステリー漫画で用いられる代表的なミステリージャンルと、それぞれのミステリージャンルにちなんだミステリー漫画を、完結済みの作品を中心に紹介しています。
複雑で謎めいたプロットを用いて、読者に推理の楽しさと驚きのストーリー展開を提供してくれるミステリー漫画。
膨大に存在するミステリージャンルの中から、ミステリー漫画に多用されやすいミステリージャンルを抽出し、それぞれのミステリージャンルの説明と代表的なミステリー漫画を紹介していきます。
本記事は、漫画を読み続けて30年以上のおじさん達で、様々な情報を整理して作成しています。
紹介したい作品の変更や、紹介したいミステリージャンルの追加など、内容に変更があった際には随時更新しておりますので、楽しんでいただけたら幸いです。
ミステリー用語を調べると20~30ではきかない。
聞きなれないジャンルもチラホラ…。
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この記事の目次
ミステリー漫画のジャンルと代表作品①|クローズドサークル
クローズドサークルとは?
クローズドサークルとは、その言葉の通り閉鎖的な環境を意味します。
ミステリー漫画においても同一の解釈がなされ、犯罪事件が発生した場所や有り様などが隔離された状況の物語を指し、犯行の推理展開が基本的に限られたグループ内で行われるミステリージャンルです。
クローズドサークルの魅力
クローズドサークルの魅力は、孤立した場所(島や建物)や限られたスペース(電車や船)など、外部からのアクセスが制限されることによって生まれる「物語への緊張感」です。
内部の人間に対して少しずつ不信感を抱いたり、アリバイの状況に疑惑の眼差しが向けられるなど、サスペンス要素を纏ったドキドキ感たっぷりのストーリーが演出されていきます。
モンキーピーク [12巻完結]
書誌情報原作/志名坂高次 主な作品:『凍牌』 作画/粂田晃宏
単行本全12巻完結(2019.10) 1巻初版2017.02.09 日本文芸社 続編アリ |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 『凍牌』などでもお馴染みの志名坂高次先生が原作を務めるパニック系ミステリー漫画。累計発行部数は200万部を超えるヒットを記録しており、続編に『モンキーピーク the Rock』が描かれている。
- 物語の舞台となるのは、綺麗な景観とは裏腹に、足元には大きな岩肌がひしめく死の山‷岩砕山‴。とある薬害問題に対する社内結束を高めるため、一致団結して山を登った藤谷製薬の社員たちは、登山中に突然現れた巨大な‷猿‴と思われる生き物との遭遇により、身の毛もよだつ恐怖の惨劇へと巻き込まれていくこととなる。これまで目にしたことのない恐ろしい猿との遭遇により、自分たちの置かれた状況にただただ怯え、慌てふためく一行。しかし、妙に人間じみた猿の行動に疑惑の眼差しが向けられたことで、次第に物語は、内通者の存在を疑わずにはいられない、謎が謎を呼ぶ懐疑的な状況へと変化していくこととなる。
- 恐怖の中で次々と覗かせていく、精神的限界を超えてしまった人間たちの隠されていた野生の本性。スリリングに進む急展開に加え、パニックに陥ってしまった人間の心理模様から、片時も目を離すことの出来ないゾクゾクしたストーリーが連続していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
これはヤバい!続きが気になりすぎて一気読みしてしまった!!
え、この猿って…、本物…?
ミステリー漫画のジャンルと代表作品②|フーダニット
フーダニットとは?
「フーダニット」とは、「Who done it?(誰がそれをやったのか?)」の言葉の短縮形で、言葉の通り、犯人は誰なのかを探るミステリージャンルです。
ミステリー漫画の中でも特に多用されるジャンルであり、物語の主人公と共に、読者も謎解きや推理を楽しめる特徴があります。
フーダニットの魅力
主に犯人捜査に重きを置く特徴から、物語の中に散りばめられた様々な情報の整理や、作者が仕掛けたミスリードに操られるなど、推理漫画の醍醐味である「犯人を探す謎解き」を楽しむことが出来ます。
物語のクライマックスが近付くにつれ絡まっていた糸はほどけ出し、予想通りの展開となるか、はたまた気付けなかった真相によって全く違う人物が犯人として浮かび上がるのか、謎を解くプロセスからストーリーの最後まで楽しめる大人気のミステリージャンルです。
テセウスの船 [10巻完結]
書誌情報作者/東元俊哉 主な作品:『破道の門』『プラタナスの実』
単行本全10巻完結(2019.12) 1巻初版2017.09.22 講談社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 死刑判決を受けた父親の冤罪を信じて、過去と現在を直視していくタイムスリップサスペンス漫画。2020年には、俳優の竹内涼真さん主演のもとテレビドラマ化された人気作品。
- 物語の中心にそびえるは、1989年に起きた犠牲者21人の無差別毒殺事件。当時、事件の容疑者として逮捕されたのは、主人公‷田村心(たむら しん)‴の父親‷佐野文吾(さの ぶんご)‴であった。父親が凶悪犯罪者という最悪のレッテルを貼られたことから、これまで、なるべく事件には触れず隠れるように生きてきた田村。しかし、妻である‷由紀‴が、娘を出産する前に遺した「事件には冤罪の可能性がある」という言葉から、田村は初めて事件と向き合っていくこととなる。事件の捜査開始以降、様々な疑惑や追及を重ね、導かれるように事件現場の村へと辿り着くことになる田村。因縁の村を前に並々ならぬ思いを抱く田村であったが、村へと向かってゆっくり歩き出すと同時に、何故か辺りは白い霧へと飲み込まれ、田村の目の前には1989年当時の事件前の現場が静かに広がっていく。
- 当時の事件現場を訪れた田村が目にしたものは、気さくで優しい父の姿と、謎の行動を取る疑わしい父の姿。「本当に犯人は父親なのか?…」紐解かれていく事件の全貌から、目が離せない疑心暗鬼なストーリーは続々と展開されていく。
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完読後・読中の感想/レビュー
まさかまさかの場面でタイムスリップ!
怪しいやつばっかじゃねーか!
ミステリー漫画のジャンルと代表作品③|ホワイダニット
ホワイダニットとは?
「ホワイダニット」とは、「Why done it?(なぜ犯行を行ったのか?)」の言葉の短縮形で、文字通り、犯人像や犯行の動機を探るミステリージャンルです。
単純な事件よりも、難解な事件や特徴的な怪事件などに用いられることが多く、事件の推理と共に犯人像を描き出していく特徴を持っています。
ホワイダニットの魅力
「なぜ、こんな事件が起こってしまったのか?」……、単純な動機から複雑な社会背景など、事件の裏側に迫る、犯人目線の事象の捉え方や犯人の心理描写が魅力的に描かれていきます。
過去編などを用いて犯人目線での犯行動機を積み重ね、読者に共感をもたらしながら、犯した「罪」への考え方・見え方を変化させることで、物語に厚みや奥行きが生まれていきます。
ミステリと言う勿れ
書誌情報作者/田村由美 主な作品:『BASARA』『7SEEDS』
既刊14巻(2024.06) 1巻初版2018.01.10 小学館 2022/実写ドラマ 2023/実写映画 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 独特の空気感を持った大学生‷久能整(くのう ととのう)‴を物語の主人公に、様々な難事件を解き明かしていく探偵もののミステリー漫画。第67回小学館漫画賞一般向け部門の受賞歴を持ち、累計発行部数は1900万部を超えながら連載を続ける人気作品。
- 本作品で描かれるのは、エピソード毎に展開されていく、いくつものミステリアスな難事件。深まる事件の謎や解決への糸口、読み進めることで感じるふとした違和感等、タイトルとは裏腹に奇妙で謎めく展開の数々が、読者の推理欲求を次々と搔き立てていく。加えて人気を博しているのは、天然パーマがトレードマークの主人公による、ひたすら喋り続けて止まらない「語り」。犯人グループからウザがられる程に延々と語り尽くす主人公の存在が、シリアスなはずの探偵ストーリーをどこかポップな雰囲気へと変貌させていく。
- 数話から数巻にわたって描かれる中編エピソードの連続で、昔ながらの読みやすいリズムを持った探偵漫画。2022年に放送が開始された、菅田将暉さんを主演とする「月9ドラマ」も人気を博し、2023年には劇場版の公開も行われている。
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完読後・読中の感想/レビュー
推理しながら読んでいくと時間を忘れる。
何回読んでも主人公ウケる。
ミステリー漫画のジャンルと代表作品④|青春ミステリー
青春ミステリーとは?
青春ミステリーとは、主に10代の主人公を中心に事件や謎を解決していく、思春期のキャラクターにスポットをあてたミステリージャンルです。
青春ミステリーの魅力
誰もが経験してきた学校生活や、10代の頃の日常・考え方を用いることで読者とのシンクロ率が非常に高く、子供から大人まで楽しめる人気のミステリージャンルです。
見覚えのある景観やかつて感じたことのある心理描写など、若者の日常関係を描きながら、難解な事件や倫理的なテーマを描き出していきます。
山羊座の友人 [1巻完結]
書誌情報原作/乙一 漫画/ミヨカワ将
単行本全1巻完結(2015.06) 1巻初版2015.06.09 集英社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 乙一先生の短編小説を原作に、青春の不協和音を奏で始めるサスペンス寄りのミステリー漫画。
- 物語の主人公は、見た目からして普通の高校1年生‷松田 ユウヤ(まつだ ユウヤ)‴。これと言って何の特徴もない一般高校生のユウヤだが、彼の家には、未来のものや生きた子犬など、不可思議な物が漂着する謎のベランダが存在する。9月25日、そんなベランダに流れ着いてきたものは、10月2日の日付の「未来の殺人事件」が取り上げられた、新聞紙の小さな切れ端。未来のニュースになどあまり関心を示さず、ほとんど気にも留めなかった松田であったが、しばらく経ったある日の夜道、偶然にも松田は、血まみれのバットを持つ変わり果てた同級生とバッタリ遭遇することとなる。
- 友達が人を殺したという現実の中、様々な推理と葛藤を巡らせていく短編ミステリー漫画。単行本1巻完結であるにも関わらず、巧妙に張り巡らされた伏線の数々は、どんでん返しのラストへと向かって驚きのドラマを演出していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
オレなら一緒に逃げちゃうかな~。
子供たちの勇気には驚かされる。
ミステリー漫画のジャンルと代表作品⑤|叙述トリック
叙述トリックとは?
叙述トリックとは、レッドへリング(誤情報によるミスリード)やダブルクロス(同盟と見せかけた裏切り者の存在)といった、作中に用いられる様々なトリックを総称した言い方で、読者を驚かせたり騙したりする手法やテクニックのことを指します。
叙述トリックの魅力
叙述トリックを用いた物語は、ストーリーが進むにつれプロットが複雑さを増し、予測不能な展開が巻き起こることで予想外の結末へと進んで行く特徴があります。
読者の推理と物語を同時進行で展開しながらも、巧妙に張り巡らされていた伏線が突如姿を現し、印象的で忘れられないストーリーへと、作品の評価をグイグイ押し上げていく人気のミステリージャンル(ミステリー用語)です。
十角館の殺人 [5巻完結]
書誌情報原作/綾辻行人『十角館の殺人』 漫画/清原紘 主な作品:『Another』
単行本全5巻完結(2022.05) 1巻初版2019.11.22 講談社 2024/実写ドラマ |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 綾辻行人先生が手掛けた推理小説『十角館の殺人』を、コミックリメイクして描かれる新本格ミステリー漫画。1980年代に出版された原著『十角館の殺人』は、累計発行部数100万部を超える大ヒットを記録した超人気作品。
- 物語の舞台となるのは、「十角館」と名付けられた、孤島に佇む十角形の奇妙な館。半年前に設計者が謎の焼死を遂げたという、いわくつきの物件である。大学のミステリ研究会に所属する主人公グループは、この日、仲間と共に島へと上陸し、十角館での観光旅行を楽しむ予定であったが、その道中で耳にするのは島にまつわる不穏な噂……。物語の鍵を握るのは、島内に足を運んだミス研メンバーと、旅行には参加せず本島に残った、同じくミス研メンバー。島内には「謎のプレート」、本島では「死者からの手紙」と、島内外のミス研メンバーそれぞれに、不穏で謎めいた事件が次から次へと襲いかかってくる。
- 怪事件の度に推理を重ねるも、見事なまでに読者を騙していく妙妙たるミステリー漫画。かつての「新本格ミステリ」が、時代を超えて、美麗なイラストと共に再び現代の読者を鮮やかに翻弄していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
こりゃ面白い!予想が完全に外れた!
待望の実写化!ドラマもぜひ観たいところ!
ミステリー漫画のジャンルと代表作品⑥|探偵もの
探偵ものとは?
「探偵もの」とは、探偵キャラクターを主人公に様々な事件を解決していく、ミステリー漫画の中でも一際人気のミステリージャンルです。
探偵が持つ優れた洞察力や観察力、論理的な思考を組み合わせながら、作品を通していくつもの難事件を解決へと導いていきます。
探偵ものの魅力
「探偵もの」のミステリー漫画は、フーダニットやホワイダニットなど様々なミステリージャンルやトリックを用いながら、探偵の持つ知恵や推理力を駆使し、読者と一緒に謎解きのストーリーを楽しむことができます。
ひとつの事件解決だけで作品が終了することなく、同じキャラクターを用いて数々の謎解きへと挑んでいくため、主要キャラクターの性格や個性、物語を通して描かれる主人公キャラクターの成長や変化といった、事件以外のサイドストーリーも楽しむことができます。
万能鑑定士Qの事件簿 [10巻完結]
書誌情報原作/松岡圭祐 漫画/神江ちず キャラクター原案/清原紘
単行本全10巻完結(2017.05) 1巻初版2013.08.03 角川書店 2014/実写映画 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 「Qシリーズ」として人気の高い松岡圭祐先生が手掛ける推理小説を、神江ちず先生の手によってコミカライズした探偵もののミステリー漫画。2014年には、綾瀬はるかさん主演のもと実写映画も公開されている大人気作品。
- 物語の主人公は、美しい容姿に潤沢な知識を兼ね備え、類まれな観察眼で人々を魅了する万能鑑定士‷凜田 莉子(りんだ りこ)‴。可憐な姿からは想像もできない程の幅広い知識を武器に、難解な事件に関わる万物の真贋を即座に見極めていく。始まりの事件の発端は、街のあちらこちらに散見される独特な顔をした「力士シール」。2人の描き手によって描かれたと予想される何の変哲もないただのシールが、あろうことか国家をも震撼させる日本史上最大級の事件へとつながっていくこととなる。
- 「面白くて知恵がつく人の死なないミステリ」というキャッチフレーズを持つ推理漫画。前評判通りの美しいトリックの数々が、かくも鮮やかに難攻不落のミステリーを次々と演出していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
ただの過去編に隠されていた伏線…。
このトリックには脱帽だわ!
ミステリー漫画のジャンルと代表作品⑦|どんでん返し
どんでん返しとは?
どんでん返しとは、「叙述トリック」と少し似た意味合いを持ちますが、物語の終盤やクライマックスにて読者の予想を裏切った展開が巻き起こる、ミステリー漫画に関わらず様々な漫画で用いられる代表的な逆転テクニックのひとつです。
どんでん返しの魅力
どんでん返しを用いたミステリー漫画では、一つ一つ組み合わさっていたパズルのピースが全体を見渡すと全く違うものであったり、新たな情報や証拠をきっかけに全く違う結末へと動き出すなど、読者の予想を裏切る驚きの逆転劇が演出されていきます。
物語を最後まで読み切らなければいけない反面、読者に驚きと興奮をもたらすことからストーリーが記憶されやすく、より印象的に描かれたミステリー漫画は著名人からも喝采を浴びるなど、物語の楽しさを最大限に味わえるミステリージャンルです。
adabana-徒花- [3巻完結]
書誌情報作者/NON 主な作品:『デリバリーシンデレラ』『ハレ婚。』
単行本全3巻完結(2021.07) 1巻初版2020.08.19 集英社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 『デリバリーシンデレラ』や『ハレ婚。』でお馴染みのNON先生が手掛けるミステリー系サスペンス漫画。雪の降る街で起きる「女子高生殺人事件」が、真実と虚構を織り交ぜながら複数の視点で描かれていく注目の作品。
- 横たわる女子高生と、ノコギリを手に持った同級生の女の子。衝撃的なイラストから始まる一連の事件の供述が、瞬く間に読者を作品の世界へと誘っていく。作品冒頭から描かれていくのは、理路整然ながらも、どこか違和感のある曖昧模糊な事件の供述。うっすらとほのかな違和感を頭の片隅に置きながらも、淡々と描かれていく一連の事件描写によって、読者と登場人物たちは事件についての供述を自然と納得していく。そんな中、細く小さな糸口をきっかけとして、にわかに異なる全貌を覗かせ始める凶悪事件の不穏な内側。やがて2周目の犯行シナリオが展開されるや否や、次々と読者の予想は裏切られ、思わずのめり込んでしまうような真実のドラマは紐解かれていくこととなる。
- 目覚ましいサスペンスシナリオと共に、一際目を引く美麗なイラストから人気の絶えないサスペンス漫画。秀逸な世界観や飲み込まれてしまうような没入感を重ね合わせながら、読み終えた読者からの高レビューが連発されるのも頷ける、ハイクオリティなサスペンス漫画が完成している。
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完読後・読中の感想/レビュー
ラストは感動させられた!
完全に読者は女子高生たちの味方。
おわりに
ここまで、ミステリー漫画において多用される、
①クローズドサークル
②フーダニット
③ホワイダニット
④青春ミステリー
⑤叙述トリック
⑥探偵もの
⑦どんでん返し
というミステリージャンルについてまとめてきました。
ミステリーを表すジャンルやミステリーを演出するテクニックは、紹介したジャンルの他にも数えきれない程存在します。
ミステリー漫画に用いられていた隠されたテクニックを知ることで、今後読むミステリー漫画や、これまでに読んできたミステリー漫画の見え方・捉え方が変化していくかもしれません。
ミステリー漫画の関連記事
当ブログでは、本記事で紹介した代表的なミステリー漫画の他にも、様々なミステリー漫画をジャンル別に紹介しています。
ジャンル毎に様々なミステリー漫画を紹介していますので、お好みのミステリージャンルから、お好きなミステリー漫画をごゆっくりとお楽しみください。
「どんでん返し」って響きが好き。
一人ずつ少なくなっていくフーダニットは堪らん。