本記事では、読者に驚きと興奮の瞬間を与える「どんでん返し」の手法を用いた、完結済みのミステリー漫画や、完結済みのサスペンス漫画を紹介しています。
2024.01.15|『十角館の殺人』追加
2023.12.17|『君のナイフ』追加
2023.11.22|『三億円事件奇譚 モンタージュ』『僕だけがいない街』追加
複雑なプロットを緻密に積み上げ、気付かなかった伏線を見事にすくい上げる、「どんでん返し」の技法を用いたミステリー漫画やサスペンス漫画。
少ない巻数にまとめられた短編漫画や、どんでん返しが連続する長編漫画など、物語の最中に読者の想像が見事にひっくり返る、驚きのミステリー漫画・サスペンス漫画をピックアップしていきます。
巧妙に練り上げられたエピソードを基に、突如として複数の視点から描かれ始める、魅力的な「どんでん返し漫画」をご堪能下さい。
漫画を読み続けて30年以上のおじさん達で、「何度読んでも面白いと言える名作」や「誰かに刺さりそうな作品」を中心に作成しています。
魅力的な「どんでん返し漫画」が増えた際には、随時更新しておりますので、楽しんでいただけたら幸いです。
当然ながら、ミステリー要素を持った漫画に多いよね…。
バトル漫画で仲間が参戦する演出にも多い。
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下表は本記事で紹介している「どんでん返し漫画」の早見表です。表示サイズに応じてスクロールしてご覧下さい。
注:本文中にて、「どんでん返し漫画」と一緒に紹介されている電子書籍のキャンペーンは、予告なく終了している場合があります。ご了承ください。
この記事の目次
「どんでん返し」とは?
どんでん返しとは、ミステリー漫画やサスペンス漫画に限らず、一般的なドラマや映画、様々な物語で使用される、クライマックスやハイライトを演出する技法のひとつです。
読者や観客が、物語の展開や筋書きを想像する中、予想外の出来事が起こることによって、突如として物語に違う方向性が現れるという「どんでん返し」のテクニック。
有名な漫画や作品ではよく用いられる技法で、例を挙げると、『ONE PIECE』のゾウ編における雷ぞう不在のエピソードなんかでも使われていました。
漫画に限らず全ての作品においてミステリーやサスペンスとの相性がよく、「思いもしない真犯人が現れた」「姿を見せていなかった怪しい人物が、実は身近に居た人間だった」など、物語をより魅力的にしてくれる、読者には嬉しい演出技法です。
結構、何にでも使われてるよね。
映画だと『ハリーポッターと賢者の石』のスネイプ先生とかね。
【5巻以内完結】どんでん返しの短編ミステリー漫画
Another [4巻完結]
書誌情報原作/綾辻行人『Another』 漫画/清原紘
単行本全4巻完結(2012.01) 1巻初版2010.10.04 KADOKAWA 2012/実写映画 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 綾辻行人先生が手掛けた小説『Another』を原作に、清原紘先生がコミカライズを担当したホラー系のミステリー漫画。原作小説『Another』は本作の漫画化に加え、アニメ化や実写映画化もされている程の大人気作品。
- 物語の舞台となるのは、「厄災」の歴史を持つ、不気味に佇む校舎‷夜見山北中学校‴。この学校の三年三組では、〈ある年〉にクラスの一員やクラスの家族が多数亡くなるという、代々に渡って発生する謎の怪事件が存在する。不幸にも、療養のために三年三組へと転校してきた主人公‷榊原 恒一(さかきばら こういち)‴は、転校後まもなく、日常に潜む不気味な違和感を感じ始める。なぜか自分の話しかけているミサキという女生徒は、自分以外の生徒にはまるで見えていないかのように振る舞われており、意味深な発言を繰り返すミサキの謎めいた言動から、恒一は次第に、自分の置かれた状況に気味の悪い想像を掻き立てていくこととなる。
- 推理欲を掻き立てるミステリアスな展開に加え、暗さを際立たせるホラー描写で、読者をグイグイと物語へ引き込んで行く学園ミステリー漫画。巻末に書かれた、原作者からの漫画版に対する惜しみない賞賛コメントからも、作品の完成度の高さがうかがい知れる。
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完読後・読中の感想/レビュー
これは名作!没入感もメチャクチャ高い!
まさかの展開!最後の最後まで面白い!
十角館の殺人 [5巻完結]
書誌情報原作/綾辻行人『十角館の殺人』 漫画/清原紘 主な作品:『Another』
単行本全5巻完結(2022.05) 1巻初版2019.11.22 講談社 2024/実写ドラマ |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 綾辻行人先生が手掛けた推理小説『十角館の殺人』を、コミックリメイクして描かれる新本格ミステリー漫画。1980年代に出版された原著『十角館の殺人』は、累計発行部数100万部を超える大ヒットを記録した超人気作品。
- 物語の舞台となるのは、「十角館」と名付けられた、孤島に佇む十角形の奇妙な館。半年前に設計者が謎の焼死を遂げたという、いわくつきの物件である。大学のミステリ研究会に所属する主人公グループは、この日、仲間と共に島へと上陸し、十角館での観光旅行を楽しむ予定であったが、その道中で耳にするのは島にまつわる不穏な噂……。物語の鍵を握るのは、島内に足を運んだミス研メンバーと、旅行には参加せず本島に残った、同じくミス研メンバー。島内には「謎のプレート」、本島では「死者からの手紙」と、島内外のミス研メンバーそれぞれに、不穏で謎めいた事件が次から次へと襲いかかってくる。
- 怪事件の度に推理を重ねるも、見事なまでに読者を騙していく妙妙たるミステリー漫画。かつての「新本格ミステリ」が、時代を超えて、美麗なイラストと共に再び現代の読者を鮮やかに翻弄していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
こりゃ面白い!予想が完全に外れた!
待望の実写化!ドラマもぜひ観たいところ!
告白 コンフェッション [1巻完結]
書誌情報原作/福本伸行 主な作品:『カイジシリーズ』『アカギ』 作画/かわぐちかいじ 主な作品:『空母いぶき』『ジパング』
単行本全1巻完結(2001.01) 1巻初版2001.01.23 講談社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 福本伸行先生とかわぐちかいじ先生の名匠タッグが描いた、雪小屋を舞台に繰り広げられるスリリングなミステリー漫画。
- 物語の始まりは、突然の吹雪によって遭難してしまった尾張の山中。雪降りしきる山中では、山岳部OBによる親睦のための登山が行われていたのだが、急遽都合がつかない者が続出したため、今回は‷浅井‴と‷石倉‴2人だけでの登山が決行されていた。登頂途中に強烈な暴風雪に襲われたため、岩陰にて雪が晴れるのを祈るようにじっと待っていた2人。しかし、道中にて滑落しかけた石倉の怪我の具合は思わしくなく、石倉は静かに自らの死期を悟り始めていた。そんな死期を悟った石倉が、突然、涙ながらに語り始めたのは、「5年前に起きた事故の真相、同じ山岳部に所属する‷さゆり‴の殺害」について。突然の告白に動揺する浅井を前に、自分の胸中全てを打ち明け、ひとり晴れやかな気持ちになった石倉であったが、幸か不幸かその時、奇跡的にも天候は晴れ渡り、2人はすぐ目の前に現れた雪小屋へと移動することとなる…。
- 打ち明けた「告白」の後悔と、これから起こり得る最悪のケースを想定し合う2人の葛藤。救助を待つ小さな山小屋を舞台に、2人の腹の内を探り合う巧みな心理戦は、終盤再び、思いもよらぬ「告白」へと結びついていく。
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完読後・読中の感想/レビュー
なんてキツイ展開…。
なんという告白をしてしまったんだ…。
山羊座の友人 [1巻完結]
書誌情報原作/乙一 漫画/ミヨカワ将
単行本全1巻完結(2015.06) 1巻初版2015.06.09 集英社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 乙一先生の短編小説を原作に、青春の不協和音を奏で始めるサスペンス寄りのミステリー漫画。
- 物語の主人公は、見た目からして普通の高校1年生‷松田 ユウヤ(まつだ ユウヤ)‴。これと言って何の特徴もない一般高校生のユウヤだが、彼の家には、未来のものや生きた子犬など、不可思議な物が漂着する謎のベランダが存在する。9月25日、そんなベランダに流れ着いてきたものは、10月2日の日付の「未来の殺人事件」が取り上げられた、新聞紙の小さな切れ端。未来のニュースになどあまり関心を示さず、ほとんど気にも留めなかった松田であったが、しばらく経ったある日の夜道、偶然にも松田は、血まみれのバットを持つ変わり果てた同級生とバッタリ遭遇することとなる。
- 友達が人を殺したという現実の中、様々な推理と葛藤を巡らせていく短編ミステリー漫画。単行本1巻完結であるにも関わらず、巧妙に張り巡らされた伏線の数々は、どんでん返しのラストへと向かって驚きのドラマを演出していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
オレなら一緒に逃げちゃうかな~。
子供たちの勇気には驚かされる。
生存~Life~ [3巻完結]
書誌情報原作/福本伸行 主な作品:『賭博黙示録カイジ』 作画/かわぐちかいじ 主な作品:『ジパング』『空母いぶき』
単行本全3巻完結(2000.09) 1巻初版2000.07.09 講談社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 家族を失った父親が、時効の迫った殺人者を追いかけていくタイムリミットミステリー漫画。原作は『賭博黙示録カイジ』でお馴染みの福本伸行先生が務め、作画は『ジパング』などでお馴染みのかわぐちかいじ先生が務めている。
- 物語の主人公は、肝臓の上皮性悪性腫瘍(末期ガン)を患い、余命半年の宣告を受けてしまった中年男性‷武田信太郎‴。武田は、次期社長というポストまで昇り詰めながらも、14年前に失踪した娘‷佐和子‴の白骨化した遺体の発見を機に、残りの人生を、時効目前の犯人逮捕のために捧げることを固く決意していくこととなる。少ないヒントを手掛かりに当時の娘の足取りを追い、懐かしい思い出と共に犯人の後ろ姿を手繰り寄せていく武田。やがて真相解明まであと一息のところまで迫った時、暴かれ始めた凶悪な事件の真相は、思いもよらぬ人物(犯人)へと導かれていくこととなる。
- 家庭を省みず、仕事に心血を注いできた父親が、最期の時間を亡き家族へ捧げる決死の短編ミステリー漫画。時効をかけた凶悪な殺人事件が、残されていた家族の絆によって劇的な最後を演出していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
娘さんの最後のメッセージが犯人に突き刺さる!
これで逮捕できなきゃ死んでも死にきれん。
【5巻以内完結】どんでん返しの短編サスペンス漫画
adabana-徒花- [3巻完結]
書誌情報作者/NON 主な作品:『デリバリーシンデレラ』『ハレ婚。』
単行本全3巻完結(2021.07) 1巻初版2020.08.19 集英社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 『デリバリーシンデレラ』や『ハレ婚。』でお馴染みのNON先生が手掛けるミステリー系サスペンス漫画。雪の降る街で起きる「女子高生殺人事件」が、真実と虚構を織り交ぜながら複数の視点で描かれていく注目の作品。
- 横たわる女子高生と、ノコギリを手に持った同級生の女の子。衝撃的なイラストから始まる一連の事件の供述が、瞬く間に読者を作品の世界へと誘っていく。作品冒頭から描かれていくのは、理路整然ながらも、どこか違和感のある曖昧模糊な事件の供述。うっすらとほのかな違和感を頭の片隅に置きながらも、淡々と描かれていく一連の事件描写によって、読者と登場人物たちは事件についての供述を自然と納得していく。そんな中、細く小さな糸口をきっかけとして、にわかに異なる全貌を覗かせ始める凶悪事件の不穏な内側。やがて2周目の犯行シナリオが展開されるや否や、次々と読者の予想は裏切られ、思わずのめり込んでしまうような真実のドラマは紐解かれていくこととなる。
- 目覚ましいサスペンスシナリオと共に、一際目を引く美麗なイラストから人気の絶えないサスペンス漫画。秀逸な世界観や飲み込まれてしまうような没入感を重ね合わせながら、読み終えた読者からの高レビューが連発されるのも頷ける、ハイクオリティなサスペンス漫画が完成している。
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完読後・読中の感想/レビュー
ラストは感動させられた!
完全に読者は女子高生たちの味方。
エンドロールバック [3巻完結]
書誌情報原作/貫徹 漫画/仲里はるな
単行本全3巻完結(2021.03) 1巻初版2020.02.12 スクウェア・エニックス |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- いじめを苦に自殺してしまった妹‷間宮夕夏(まみや ゆうか)‴の復讐を果たすべく、事件前の時間へとタイムリープし、奇妙な犯人探しゲームへ身を興じることとなるタイムリープサスペンス漫画。
- 物語の始まりは、理由もわからず、遺書もないまま亡くなってしまった妹の葬儀場。物語の主人公‷間宮朝春(まみや あさはる)‴は、葬儀に参列していた同級生たちの心無い言葉に苛立ち、妹は同級生によるいじめの末に命を断ったのだと確信めいた答えを頭に浮かべていた。「妹の人生はこれからだったのに…」と、夜の公園のベンチに座り、缶ジュースを握りしめながら1人涙を流す朝春。すると突然、朝春の目の前に、暗闇の中から白い翼を持った天使が現れ、朝春は「妹を死に追いやった犯人を殺すことが出来れば、妹を生き返らせてあげる」という、にわかには信じがたい奇妙な契約を持ちかけられることとなる。
- 天使との不穏な契約をきっかけに、クラスの副担任として3カ月前へとタイムリープし、自身の寿命と引き換えに真犯人を探し出していくSF系サスペンス漫画。天使から与えられる様々なスキルを手助けに、物語は、歪な最終局面へと向かってひたすらにタイムリープを繰り返していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
天使の笑い方がどうも不穏…。
罠の匂いがプンプンする……。
【20巻以内完結】どんでん返しのミステリー・サスペンス漫画
三億円事件奇譚 モンタージュ [19巻完結]
書誌情報作者/渡辺潤 主な作品:『代紋TAKE2』
単行本全19巻完結(2015.05) 1巻初版2010.10.06 講談社 2016/実写ドラマ |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 昭和時代最大の未解決事件として有名な「三億円事件」を題材に、日本中を飛び回る逃亡劇を展開していく大ヒットミステリー漫画。2016年には、福士蒼汰さん主演のもとテレビドラマも放送された人気作品。
- 物語の始まりは、かつての三億円事件から数十年が経過した2004年。ある日、2人の少年少女は、路上に倒れ込む血まみれの男性刑事と遭遇することとなる。血に染められた刑事の姿に驚く2人を他所に、今にも息を引き取りそうな男性刑事が欲していたものは、何らかのメッセージを伝えるための携帯電話。偶然居合わせた2人が小学生であったがために、携帯電話を手にすることも出来ず落胆する男性刑事であったが、少しの会話から、居合わせた目の前の少年が‷鳴海 大和(なるみ やまと)‴だと知ったことで事態は急変。男性刑事は数奇な巡り合わせに驚きながらも、鳴海に「お前の父親は、三億円事件の犯人だ。」と告げ、残された最期の力を振り絞りながら、「誰も信じるな…。」と言い残し息絶えてしまう。
- 社会の裏側を疾走していく大迫力のクライムアクションで、読み進めるのが止められないほどに引き込まれていく名作ミステリー漫画。昭和から送られてきた「血まみれの500円札」を携え、衝撃のクライムストーリーは瞬く間に日本列島を駆け抜けていく。
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完読後・読中の感想/レビュー
おいおいマジか⁉どう転ぶかわからない超展開の連続!!
なんてこったい!!至る所で次々と事件が…!!
僕だけがいない街 [9巻完結]
書誌情報作者/三部けい
単行本全9巻完結(2017.02) 1巻初版2013.01.25 KADOKAWA |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 予想外のタイムリープの展開によって、並々ならぬ数奇な物語を演出していくミステリー系のSFサスペンス漫画。「マンガ大賞2014」において第2位を受賞した経歴を持ち、累計発行部数は500万部を超える人気作品。
- 物語の鍵を握るのは、主人公である29歳の漫画家‷藤沼 悟(ふじぬま さとる)‴が持つ「再上映(リバイバル)」と呼ばれる特殊能力。基本的に自分の意志とは関係なく発動し、強制的に過去へと戻され、直後に起きる「悪いこと」を取り除くまで何度もタイムリープしてしまうという特殊な能力である。ある日藤沼は、自身の母親が殺害されてしまったことをきっかけに、何とかリバイバルの能力を使い、母親の殺害を阻止することができないものかと強く念じていた。その甲斐あってか、無事にリバイバルは発動され、何とか過去へと戻ることに成功した藤沼。しかし、母親が殺される前の少し過去へ戻り、事件から母親を助けるはずだった藤沼が辿り着いた場所は、あろうことか遥か昔、1988年のまだ幼い小学生時代であった。
- 思いもよらないロングタイムリープをきっかけに、つながっていた壮大な事件が幕を開ける学園ミステリー漫画。フランスのSF専門出版社による「歴史改変SF大賞」(The Prix de l'Uchronie)においては、日本の漫画史上初となる「グラフィック賞」にも選出されている。
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完読後・読中の感想/レビュー
完全に予想外のラスト!!見事に騙された!!
‷悟‴の行動力にハラハラしちゃう!!
君のナイフ [10巻完結]
書誌情報作者/小手川ゆあ
単行本全10巻完結(2013.05) 1巻初版2010.04.07 集英社 |
あらすじ/見所/おすすめポイント
- 500万円の報酬のために依頼を受けて人を殺す。一般社会に溶け込む、兼業「殺し屋」としての仕事風景を描いていくクライムサスペンス漫画。
- 物語の主人公は、高校で臨時教師を勤めている優しい男性‷志貴雪鷹(しき ゆきたか)‴。志貴は、ガンを患った姉の高額な治療費を何とか稼ぎ出すべく、倫理観や恐怖に怯えながらも、週末に決行する「殺し屋」という仕事に自身の手を黒く染めていくこととなる。そんな志貴とタッグを組むのは、普段は警視庁に勤める優秀な刑事‷久住(くずみ)‴。自らの本業を活かし、殺し屋としての仕事に関与しながらも見事に事件を隠蔽していく久住であったが、ほんの小さなほころびをきっかけに、殺し屋の仕事にはアラが出始め、次第に2人の周辺には警察からの疑惑の目が向けられていくこととなる。
- ひとつの依頼を重ねる度に主要な登場人物を物語に絡ませ、どんな結末へと向かうのか、予測不可能なストーリーを展開していくサスペンス漫画。殺人を介して繋がっていく奇妙な人間関係が、謎めいたストーリーにいくつもの道筋を示していく。
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完読後・読中の感想/レビュー
主要キャラが出揃う4,5巻辺りから超面白い!!
まさか最後の一コマであの伏線を回収するとは!!
編集後記
追伸
最後までご覧いただきありがとうございました。
今後もおすすめの「どんでん返し漫画」と出会えた際には、当ページを随時更新していきますので、また気軽にお立ち寄りいただけますと幸いです。
探せば他のジャンルからも出てきそう…。
中々パッと思い出せないが…。
「どんでん返し漫画」をまとめるにあたって
「どんでん返し漫画」をまとめる(選出する)にあたり、当ブログでは、紹介した作品の他にも、数多くのミステリー漫画・サスペンス漫画を拝読しています。
今回の紹介では、「どんでん返し」が特に際立つ作品のみを選出しておりますが、ミステリー漫画やサスペンス漫画においては、日常的に使われている手法でもあるため、紹介した作品の他にも見事な「どんでん返し」を用いる作品は数多く存在します。
今回の記事では選出することのなかった名作ミステリー漫画や名作サスペンス漫画、その他のジャンルのミステリー漫画・サスペンス漫画につきましては、以下の関連記事よりご参照ください。